スポンサーリンク

【合格ガイド】インテリアコーディネーター試験は独学で1カ月あれば合格できる!!私が実際に行った勉強方法を徹底解説~番外編 よく使う家具の大きさ、材料仕上げ~

インテリアコーディネーター試験 Qualification(資格)
スポンサーリンク

この記事の概要

これまでインテリアコーディネーター試験について、『概略編』『必要な道具とおすすめテキスト編』『実施編』の3部で説明してきました。

ここでは、実際に2次試験で重要になる代表的な家具の寸法や仕上げ材料、色鉛筆での着彩について説明します。是非参考にしてください。

家具寸法について

家具も様々な寸法のものがありますが、ここでは私が試験で使っていた寸法(mm)を紹介します。参考にしてください。寸法はW(幅)×D(奥行き)×H(高さ)の順で書くことが多いです。椅子などの座る部分が別にある場合はSH(座る部分の高さ)で表します。

因みに、それぞれwidth、depth、height、seat heightの略です。

キッチン

キッチン作業台高さ:H850

キッチン作業台奥行き:D650

ダイニングセット

ダイニングテーブル

W600×人数、D900、H700

例えば、6人で使うダイニングテーブルは1800×900×700となります。

イス

W450、D450、H700、SH400

椅子の座面からテーブルまでの隙間は概ね300程度が使いやすいと言われています。

カップボード

W900、1200、D400、H900、1500、1800

カップボードは設置場所に応じて、サイズを調整しましょう。

リビングセット

ソファ

W700×人数、D800、H700、SH380

イージーソファ

W650、D650、H700、SH380

センターテーブル(バランスをみて調整)

4人掛け:W900×D500×H400

6人掛け:W1200×D600×H400

フロアスタンド

H900~1500

本棚

W900×D300×H1800~2400

TVボード

W1800×D400×H450

寝室等

ベッド

シングル:W1000×D2000×H400

セミダブル:W1200×D2000×H400

ダブル:W1500×D2000×H400

クイーン:W1800×D2000×H400

キング:W2000×D2000×H400

ナイトテーブル

W450×D450×H450

クローゼット(幅は指定されることがほとんど)

D600

和ダンス

W1000×D450×H1800

アップライトピアノ

ピアノ本体:W1500×D600×H1200

椅子:W550×W350×H550

仕上げ材料について

仕上げ材については難しく考えすぎない方が良いです。自分のパターンを1つもっておいて、それを使いまわすという感じで良いです。

主に3パターン

・クロス仕上げ

最も一般的な仕上げです。

ホテルなどでメンテナンス性が重視される場合や子ども部屋などで可変性が求められる場合に採用すれば良いです。

子どもは成長過程で色の好みに変化が現れる可能性が高く、その際に変更が可能な仕上げにしておくと都合が良いです。

・土壁仕上げ

珪藻土塗り仕上げや白漆喰塗り仕上げなどがあります。

自然素材落ち着きのある空間と指定された場合に採用すれば良いです。

珪藻土は①調湿性が高い、②有害物質を吸着する働きがあるので空気の清浄効果が高い、③消臭効果が高い、④耐火性能が高い、⑤断熱性が高いなどの特徴があります。論文で使えるキーワードですので覚えておくと良いです。

また、塗り壁は光の反射を柔らかくするので、ブラケット照明と合わせることで落ち着きのある空間とすることができます。

一方で自然素材は高価であるというデメリットがあります。

・塗装仕上げ

クロス仕上げと同様に考えて良いです。試験ではクロス張りまたは珪藻土仕上げで対応して良いと思います。

まとめ

私は下記のように整理してました。

メンテナンス性や可変性 → クロス張り仕上げ

自然素材や落ち着きのある空間 → 珪藻土仕上げ

天井

基本的に壁と同じ仕上げ材としておけば良いです。

和室の場合は天井を杉板張りにしても良いです。

主に6パターン

・フローリング張り仕上げ

最も一般的な仕上げです。

・ナラ無垢板張り仕上げ

自然素材と指定がある場合はこちらを採用すれば良いです。

・畳敷き仕上げ

和室の場合です。リビングと隣接し一体として使いたい場合などは琉球畳(半畳畳)とすれば良いです。

・タイルカーペット張仕上げ

吸音性が要求される部屋に採用すれば良いです。

また、コルクタイル張り仕上げと同様に足ざわりが良いので休憩室に採用しても良いです。

・コルクタイル張り仕上げ

高齢者が用いる部屋に採用すると良いです。コルクタイルは緩衝性があるので、高齢者が万が一転倒した場合の衝撃をやわらげる効果があります。

・土間

花崗岩

まとめ

私は下記のように整理してました。

特に指定無 → フローリング張り仕上げ

自然素材 → ナラ無垢板張り仕上げ

和室 → 畳敷き仕上げ

和室(リビング一体) → 半畳畳敷き仕上げ

吸音性 → タイルカーペット張り仕上げ

高齢者 → コルクタイル張り仕上げ

土間 → 花崗岩

家具

主な家具について代表例を説明します。

キッチンカウンター:人造大理石

ソファ:コットン布張り、木製フレーム

テーブルカウンター:ナラ集成材、強化ガラス

テーブル脚部:ナラ集成材、アルミダイキャスト

木材の色は着色で変えることができますので、あまりこだわる必要はありません。ステイン着色などと書いておくだけで良いです。着色の回数で木材の色は変わります。

alt=”インテリアコーディネーター 着色例”

着彩について

着彩のポイント

着彩は概ね10分程度で仕上げる必要があります。

注意点は下記になります。

①先に主となる家具などを塗るようにする。面積の大きい床などは最後に淡い色で仕上げる。

②すべて同程度の濃さで塗るのではなく、強弱をつける。

③床はすべて塗らず、省略して塗る。

④純色は鮮やかすぎるので使用を避ける。

⑤家具などの枠を太線で塗ったりはしない。

過去問を解くうちに、着彩については慣れていくので問題を解き、解答と比較しながら確認していくと良いです。

タイトルとURLをコピーしました