この記事の概要
二級建築士試験に合格するために必要なことを、私の実体験を交えて『必要な道具とおすすめテキスト編』『実施編① 1次試験』『実施編② 2次試験』の3部構成で解説しました。因みに2級建築士は私自身、学科製図ともに1発で合格しています。
ここでは、試験対策の費用を少しでも抑えたいという方のために実際に私が行った勉強方法をご紹介しています。
※受験資格や試験日などの試験の概略は別投稿『おすすめ資格 二級建築士編』で説明しています。
はじめに
建築士資格は高額となっても取得する価値のあるものだと思いますが、できるだけ安く抑えたいものです。
1次試験、2次試験ともに大手の資格学校に通うと¥800,000-程度必要です。
また、2次試験だけでも大手の資格学校に通うと¥500,000-程度必要です。
私は、二級建築士は1次試験を独学(テキスト代のみ¥7,000-程度)、2次試験を建築士会(¥80,000-程度)と、合計¥87,000-程度の出費で抑えました。
コスパを考えると独学が最も良く、1次試験は独学で充分合格可能です。しかし、2次試験は独学では正直、少し難しいと思います。
なので、私が利用した建築士会のような格安の講座を利用するのがおすすめです。
そこで、二級建築士講座を実施している建築士会をまとめてみました。
いずれも10~20名程度と人数制限があるので、興味がある人はお早めに応募するのが良いと思います。
製図対策講座を実施している建築士会一覧
私が調べたところ、現在実施していそうな建築士会は下記のようになりました。近年に実施していたところを挙げています
金額は変動するので、あくまで参考までとしてください。また、年によって講座の回数が異なるところもありましたので、詳細はお住まいの建築士会HPでお調べください。
新型コロナウィルスの影響で中止している場合やWeb講座への切り替え等、対応しているところもありました。
金額はいずれも格安ですが、講座回数が2回、3回では正直難しいかなという感じがします。
参考までですが、私が利用した建築士会の講座は6~8回程度であったと思います。
それまで、製図は大学の課題で数枚書いた程度だったので、試験での書き方など全てのHow toは講座で教わりました。
都道府県 | 金額 | 制限人数 | 講座回数 | 参考資料 | URL |
北海道建築士会 | ¥8,000- | 10名 | 2回 | 令和2年度 | https://h-ab.com/sapporo/ |
山形県建築士会 | ¥37,500- | 不明 | 3回 | 令和元年度 | http://www.yamagata-ken.org/ |
東京建築士会 | ¥30,000- | 10名 | 2回 | 令和元年度 | https://tokyokenchikushikai.or.jp/ |
静岡県建築士会 | ¥55,000- | 不明 | 7回 | 令和2年度 | http://www.shizu-shikai.com/ |
京都府建築士会 | ¥85,000- | 20名 | 6回 | 令和2年度 | https://www.kyotofu-kenchikushikai.jp/ |
兵庫県建築士会 | ¥50,000- | 10名 | 16回 | 令和元年度 | https://www.hyogo-aba.or.jp/ |
福岡県建築士会 | ¥58,000- | 10名 | 4回 | 令和2年度 | http://www.f-shikai.org/ |
さいごに
建築を志す者としては、建築士資格は取得すべき資格の1つですが資格学校に通うとかなり高額となります。
余裕がある方は良いですが、私自身そうであったように、少しでも安く済ませたいと考えている方も多いと思います。
ここでの情報がそのような方の一助となれれば幸いです。